浴室・脱衣所向け温湿度計4選|SwitchBot防水型と通知で選ぶ

浴室の壁面に置いた防水温湿度計と、脱衣所で湿度を確認するスマートフォン

入浴を終えて浴室のドアを閉めても、鏡の白さや床の水気はすぐには消えない。換気扇をあと何分回すか迷うし、毎回ドアを開けて確かめるのも手間がかかる。

湿度の数字が見えると、換気を延ばすか、ドアを開けるか、家族に任せるかを考える材料になる。ただし、浴室内に置けるセンサーと、脱衣所で見るセンサーは同じではない。シャワーのしぶき、スマートフォンとの距離、ハブの有無が、買った後の使い方を分ける。

東京ガスも浴室の湿気対策で湿度計による見える化を取り上げている。温湿度計は湿気を減らす機械ではなく、換気や空気の動きを見直すための目印だ。浴室内で測るのか、乾いた場所で履歴や通知を見るのかを先に決めると、候補は4つまで絞れる。

浴室用の温湿度計で先に決めること
  • 水しぶきが届く場所に置くのか、脱衣所に置くのか
  • 数字を本体の画面、近距離のスマートフォン、外出先の通知のどれで見るのか
  • ハブ、電池、履歴の保持期間を家の使い方に合わせられるか

浴室の湿気は、測る場所と見る場所を分ける

浴室のしぶきが届く範囲と脱衣所の乾いた棚を見比べるイメージ
浴室内は水しぶきの境界を避け、脱衣所は数字を見やすい場所へ置く

浴室の中で測るなら、防水仕様が明記されているかが最初の条件になる。防水と書かれていない温湿度計を、シャワーの近くや湯気が直接当たる壁へ置くと、通信方式や表示の見やすさ以前に故障の原因になる。

浴室内へ置くなら、防水条件が最優先だ。

一方、脱衣所の棚や洗面台の横なら、画面の見やすさやスマートフォンとの距離が効いてくる。浴室のドアを開けた直後に数字を読むなら本体表示、入浴後の推移を後から確かめるなら履歴、外出中も知らせたいならハブ経由の通知が向く。

EPAも、窓や壁の結露、湿った空気、カビの発生を換気不足の兆候として挙げ、浴室やキッチンの排気ファンで湿気を外へ出す考え方を示している。温湿度計の数値だけでカビの有無や健康状態を判定するものではない。換気設備の動作、扉の開け方、空気の通り道と一緒に使う。

4候補は「濡れる場所」と「通知」で分ける

浴室と脱衣所で使い方が異なる4種類の温湿度計を並べたイメージ
同じ温湿度計でも、置き場所と数字の見方で選択肢が変わる

順位ではなく、置く場所と数字を見る方法で分けると次のようになる。

候補 置き場所の目安 数字の見方 判断の中心
SwitchBot 防水温湿度計 浴室内の水しぶきが直接当たらない位置 本体、アプリ、ハブ経由の通知 浴室内へ置ける防水仕様
SwitchBot 温湿度計Pro 脱衣所、洗面所、浴室ドアの外側 大きな画面、アプリ、ハブ経由の通知 家族がその場で読めるか
Govee H5075 Bluetooth温湿度計 乾いた脱衣所や洗面所の棚 近距離のスマートフォン ハブなしで履歴を回収できるか
Aqara 温湿度センサー 乾いた棚や洗面所の壁面 専用ハブ経由のアプリ・通知 既存のハブと自動化へつなぐか

浴室内へ置く候補と、脱衣所で使う候補を一つのランキングにしない。水濡れへの対応はBluetoothやハブの機能とは別であり、通知があっても浴室内へ置けるとは限らない。

通知の有無は、浴室に置けるかとは別に考える。

候補から外したのは、保存済みの正式カードと販売先がそろわないもの、水濡れへの公式条件を確認できないまま浴室向けとして紹介するもの、CO2や空気質の計測を主目的にしたセンサーだ。浴室の湿気を測るという一つの意図に対し、置き場所と見方を同じ軸で比べられる4製品へ絞った。

浴室内へ置くならSwitchBot 防水温湿度計

浴室の壁面で直接のシャワーを避けて使う防水温湿度計のイメージ
防水モデルでもシャワーが直接当たる位置を避けて置く

浴室内にセンサーを置き、入浴後の湿度が下がり始めたかをその場で確かめたいなら、SwitchBot 防水温湿度計が候補になる。日本公式はIP65、防水温湿度計の測定間隔約4秒、温度0.1度単位・湿度1%単位の表示を案内している。

IP65は浴室のどこへ置いてもよいという意味ではない。シャワーが直接当たる壁や、湯船の縁に置くのではなく、しぶきが届きにくい壁面や棚へ固定する。防水仕様があっても、落下、洗剤、熱い湯気の直撃まで無条件に耐えると広げないことが大切だ。

本体だけでも近くで数値を確認でき、Bluetoothの範囲にスマートフォンがあれば履歴を残せる。専用ハブを加えれば、アプリ通知や外出先からの確認まで広げられる。公式案内では本体に約68日分、ハブ利用時にクラウドへ約2年分の履歴を保存でき、電池は約2年が目安だ。

商品ページでIP65の表記、ハブ併用時の通知条件、設置方法を確認してから、浴室内に置く場所を決めたい。

脱衣所で画面を見るならSwitchBot 温湿度計Pro

脱衣所の棚に置いた大きな表示の温湿度計を家族が確認するイメージ
脱衣所では本体画面を見て換気を続けるか判断する

浴室の中へ置く必要はなく、脱衣所で家族が数字を読むならSwitchBot 温湿度計Proが合わせやすい。浴室のドアを開けたときに画面を見れば、スマートフォンを探さずに温度と湿度を確認できるからだ。

日本公式では、温湿度計Proは温度・湿度を表示し、2か所の環境を見比べられるモデルとして案内されている。測定は約4秒ごとで、ローカルに約68日分、アプリへ連携すると約2年分の履歴を扱える。専用ハブを組み合わせた場合は、湿度の変化を通知へつなげられる。

置き場所は浴室の外側、洗面台から水が飛びにくい棚、脱衣所の壁面が基本になる。防水温湿度計ではないため、浴室内で使う候補として選ばない。画面を読む距離が近すぎる場所へ置くと、家族が通るたびに物を動かすことになるので、ドアを開けた位置から数字が見える高さを先に決める。

商品ページでは、画面表示、2か所の測定、電池で使う条件、ハブ併用時の通知を確認できる。脱衣所で毎日読むか、通知まで使うかを決めてからカードの販売先を選ぶ。

掲載商品は、価格・在庫・レビュー傾向・入手しやすさを確認して選定しています。

近くへ行って履歴を見るならGovee H5075 Bluetooth温湿度計

脱衣所の棚に置いた小型センサーと近くのスマートフォンで履歴を確認するイメージ
Bluetooth型はスマートフォンを近づけて入浴後の変化を見返す

Govee H5075 Bluetooth温湿度計は、脱衣所や洗面所へスマートフォンを持って行き、入浴後の変化を後から見返す使い方に向く。米国公式では、屋内用のBluetoothモデルとして、見通しのよい環境で最大50m、単4形乾電池2本、アプリでの通知とデータ書き出しを案内している。

このモデルの使い方は、浴室のドアを閉めたまま外出先から確認することではない。近距離でスマートフォンを接続し、朝や帰宅後に湿度の上がった時間帯を確認する。壁や金属製の収納扉を挟む日本の家では、公称距離より短くなる前提で、スマートフォンを持って行く動線に置くとよい。

独立レビューのReptileGearLabでは、H5075に水濡れへの保護等級がないことが確認されている。防水表示を読み取れない製品を浴室内へ置かず、脱衣所側の乾いた棚に限定する。外出中の通知が必要なら、Bluetoothだけで足りるかを一度立ち止まって考えたい。

購入前は、H5075という型番、Bluetooth専用であること、電池の種類、単品か複数個セットかを販売ページで確認する。

Govee H5075 Bluetooth温湿度計
Govee H5075 Bluetooth温湿度計
リサーチ日時:2026-08-17

ハブを使って通知や自動化へつなぐならAqara 温湿度センサー

乾いた洗面所の棚に置いた小型センサーとスマートフォン通知のイメージ
ハブを使うセンサーは浴室の外側で通知や自動化へつなぐ

すでに対応するハブを使っていて、湿度をきっかけにスマートホームの動作へつなげたいならAqara 温湿度センサーが候補になる。本体が小さく、脱衣所の棚や洗面台の横など、画面付きの温湿度計を置きにくい場所へ収めやすい。

Aqara公式は、温度・湿度・気圧の計測、電池で約2年、温度±0.3度・湿度±3%の仕様を案内している。一方、センサー単体では動かず、Aqaraハブが必要だ。ハブを通じてアプリ通知や自動化へつなげる構成なので、購入価格だけでなく、すでにハブがあるか、置く場所まで電波が届くかを確認する。

Smartifiersの比較でも、Bluetooth型とハブを使うセンサーは、同じ温湿度計でも構成が異なると整理されている。Aqara 温湿度センサーには浴室内へ置ける防水仕様を確認できないため、シャワーのしぶきが届かない脱衣所側に限定する。換気扇を自動で動かす場合も、対応するスイッチや設備の安全条件を先に確かめ、センサーだけで換気が完了すると考えない。

商品ページでは、ハブが別売りで必要か、アプリと自動化の対応範囲、電池の交換方法を確認する。Aqara環境をすでに使っている家庭と、温湿度計を一台だけ置きたい家庭では、同じ小型センサーでも買い方が変わる。

Aqara 温湿度センサー
Aqara 温湿度センサー
リサーチ日時:2026-08-17

浴室内か脱衣所かを決めてから購入する

浴室のドアを開けて換気扇と温湿度計の数字を確認するイメージ
湿度を測った後の換気方法まで決めてから温湿度計を選ぶ

4候補から一つに絞るときは、製品名より先に、入浴後の行動を決める。

入浴後にしたいこと 選び方
浴室内の数字を見て、換気を延ばすか決めたい 水しぶきに配慮した場所へSwitchBot 防水温湿度計を置く
家族が脱衣所で画面を読む SwitchBot 温湿度計Proを浴室の外側に置く
スマートフォンを持って近づき、履歴だけ確認したい Govee H5075 Bluetooth温湿度計を乾いた棚へ置く
既存のハブで通知や自動化まで使いたい Aqara 温湿度センサーを浴室の外側へ置く

購入前に確認するのは、次の5点だ。

  1. 商品名と型番が、欲しいモデルと一致しているか。
  2. 浴室内へ置くなら、防水仕様の範囲と直接の水しぶきを避ける位置が決まっているか。
  3. Bluetoothだけで足りるのか、ハブ経由の通知が必要なのか。
  4. 電池の種類、交換頻度、履歴の保存方法が家族の習慣に合うか。
  5. 壁面・棚・洗面台のどこへ固定し、センサーの周囲に空気を残せるか。

湿度を一日一度見るだけなら、スマートセンサーを買わず、手元の換気扇タイマーや24時間換気の使い方を見直し、一般的な湿度計で確認する方法もある。スマート温湿度計が追加するのは、浴室の湿気そのものを消す力ではなく、数字の履歴や通知を家の判断へつなぐ部分だ。

浴室全体の自動化まで進めるなら、SwitchBotを浴室まわりで使う方法を参照すると、センサーを置く場所と換気設備の関係を整理しやすい。リビングや子ども部屋も含めて換気の合図をそろえたい場合は、空気質センサーの比較と役割を分けて考えたい。

浴室内で測るなら防水条件、脱衣所で見るなら画面と通信条件を優先する。この境界を決めてから商品ページを開けば、数字の多さに引っ張られず、実際に置いて使い続けられる温湿度計を選べる。

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参考文献

12
  1. SwitchBot 防水温湿度計(日本公式)(参照日・確認日: 2026年8月17日)
  2. SwitchBot 温湿度計Pro(日本公式)(参照日・確認日: 2026年8月17日)
  3. Aqara 温湿度センサー(日本公式)(参照日・確認日: 2026年8月17日)
  4. 東京ガス:浴室の湿気・カビ対策(参照日・確認日: 2026年8月17日)
  5. リンナイ:浴室の換気・乾燥(参照日・確認日: 2026年8月17日)
  6. SwitchBot Meter Pro(海外公式)(参照日・確認日: 2026年8月17日)
  7. Govee H5075(米国公式)(参照日・確認日: 2026年8月17日)
  8. Aqara Temperature and Humidity Sensor(米国公式)(参照日・確認日: 2026年8月17日)
  9. US EPA: The Inside Story(参照日・確認日: 2026年8月17日)
  10. The Home Assistant Blog: Humidity Sensor for the Bathroom(参照日・確認日: 2026年8月17日)
  11. Reptile Gear Lab: Govee H5075 Hygrometer Review(参照日・確認日: 2026年8月17日)
  12. Smartifiers: Smart Temperature & Humidity Sensors(参照日・確認日: 2026年8月17日)

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