ノートPCを壁際のコンセントへつなぎ、スマートフォンとイヤホンも同じ夜に戻したい。
充電器を3つ並べると机がふさがり、1台ずつ差し替える手間が残る。
Anker 735 Chargerは、USB-C 2口とUSB-A 1口を一つの本体へまとめた65WのUSB-C充電器だ。
PCがUSB-C給電に対応していれば、充電先を一つに寄せて、PC用アダプターを探す手間を減らせる。
ただし、3口がそれぞれ65Wで動くわけではない。
PCをどの口へつなぐか、USB-Aをまだ使うか、壁コンセントからケーブルをどう逃がすかで、買った後の使いやすさが変わる。
65Wと100Wの選び分けから見直したい場合は、USB-C充電器の出力クラスを比べるガイドに分けている。
本文の写真は、日本の家での置き場所や配線を示すイメージで、実機の撮影ではない。商品画像と型番は、末尾の商品カードにある公式情報と販売先で確認できる。
Anker 735 Chargerは、3台を同時に戻す65W充電器

A2668は、USB-C 2口とUSB-A 1口を備えた壁挿し型だ。
USB-Cを1口だけ使う時は最大65W、USB-Aは最大22.5W。入力は100〜240Vに対応し、プラグを折りたためる。
本体は約66×38×29mm、重量は約132gで、ケーブルは付属しない。
| 確認項目 | 公式仕様 | 家での意味 |
|---|---|---|
| USB-C | 2口、単独時は最大65W | ノートPCとスマートフォンを分けてつなげる |
| USB-A | 1口、単独時は最大22.5W | USB-Aのイヤホンや周辺機器を残せる |
| 合計出力 | 最大65W | 3台をつないでも合計で配分される |
| 本体サイズ・重量 | 約66×38×29mm・約132g | 壁際や持ち運び用の置き場所を測れる |
| ケーブル | 別売り | 手持ちの端子と長さを先に確認する |
公式価格は確認日現在7,990円(税込)だったが、価格と在庫は変動する。
3台つなぐ時は、上部USB-CをPC用に固定する

A2668の65Wは、接続した機器へ合計で分ける数字だ。
公式の出力表を、家での接続先へ置き換えると次のようになる。
| 接続するポート | 同時使用時の上限 | 先に決める役割 |
|---|---|---|
| USB-C 1口 | 最大65W | ノートPC |
| USB-A 1口 | 最大22.5W | イヤホンや旧USB-A機器 |
| 上部USB-C+下部USB-C | 合計最大65W | PCとスマートフォン |
| 上部USB-C+USB-A | 合計最大65W | PCとUSB-A機器 |
| 下部USB-C+USB-A | 合計最大24W | スマートフォンと小物 |
| 3口すべて | 合計最大65W | PCを優先した3台運用 |
ノートPCは上部USB-Cへ固定する。
USB-Aから最も遠い上部USB-Cが高電力機器向けと公式に案内されているためだ。
下部USB-CとUSB-Aの組み合わせは合計24Wになるので、PCをそこへつないでスマートフォンや小物を足す使い方は避けたい。
ドイツのTechtestによる独立レビューでも、単独ポートの最大値と複数接続時の配分を分けて測定している。
3台をつないだ時に、65W・65W・22.5Wが同時に出るわけではない。
日本の壁コンセントでは、本体よりケーブルの向きが効く

約132gの本体は小さいが、壁のコンセントへ直接挿した後はケーブルが下へ垂れる。
机の背面、棚の側面、ベッド脇の二口コンセントなど、差し込み口の向きによっては本体よりケーブルの長さが邪魔になる。
購入前に測るのは、充電器を置く面積だけではない。
- コンセントからPCまでの距離を測る。
- 本体を挿した時に、隣の差し込み口が空くか確認する。
- ケーブルを下へ垂らすか、横へ逃がすか決める。
- 本体へ手が届き、抜き差しできる位置を残す。
壁の二口を一つの充電器で使う場合でも、隣の口を完全に使えなくするなら、机の裏にある電源タップへ置くほうが扱いやすい家がある。
反対に、充電場所を持ち歩く必要があるなら、約66×38×29mmと折りたたみプラグが荷物の中で邪魔になりにくい。
夜の充電場所を一つにすると、抜き差しが減る

毎晩の置き方を決めるなら、機器をつなぐ順番を固定するとよい。
- ノートPCがUSB-C給電に対応しているか確認する。
- PCの必要出力が65W以内に収まるか、メーカー仕様で確認する。
- PCを上部USB-Cへつなぐ。
- スマートフォンをもう一つのUSB-Cへつなぐ。
- イヤホンやUSB-Aの周辺機器を残ったUSB-Aへつなぐ。
この順番なら、PCを充電するたびに別のアダプターを探す必要がなくなる。
フランスのZDNETは、Anker 735 ChargerをノートPCやスマートフォンなどを一つへまとめる旅行用充電器として紹介し、USB-Aを残した構成にも触れている。
家で使う場合も、USB-Aのイヤホンや周辺機器を買い替えずに済む点が同じ判断材料になる。
ただし、PCの充電が遅くなった時に、スマートフォンやイヤホンを先に外せるよう、ケーブルの先端を見分けやすくしておきたい。
ケーブル別売りまで含めて、買った後の机を想像する

A2668本体にケーブルは付属しない。
ノートPCとスマートフォンをUSB-Cで充電するなら、USB-C to USB-Cケーブルを2本用意する。
USB-Aのイヤホンや周辺機器を残すなら、USB-A側のケーブルも必要になる。
ケーブルの本数が減るかどうかは、充電器ではなく、家にある機器の端子で決まる。
Anker Japanのマニュアルは、認証済み、純正、またはAnker製のケーブルを使うよう案内している。
特にPC用は、ケーブルが対応する電力を確認したい。
USB-C機器だけでそろえられる家なら、USB-Aを持て余す可能性がある。
一方、古い端子のイヤホンや周辺機器が残る家では、変換アダプターを増やさずに一つの本体へ集められる。
高負荷の日は、熱と出力を分けて考える

65Wという上限があっても、どの機器を何台つなぐかで、実際の配分は変わる。
ノートPCで動画編集やゲームなど高負荷の作業を続けながら、スマートフォンと小物も同時に充電する場合、PC側の充電速度が一定とは限らない。
A2668は次のような家で使いやすい。
- USB-C給電に対応したノートPCを1台使う。
- PCを充電しながらスマートフォンも戻したい。
- USB-Aのイヤホンや周辺機器が1台残っている。
- 充電器を机や棚の定位置へ置き、3台すべてを最大速度にする必要はない。
- コンセント1口から複数台へケーブルを分けたい。
反対に、次の使い方なら65Wを基準に選ばないほうがよい。
- PCの指定充電器が65Wを超え、高負荷作業中も給電を落としたくない。
- ノートPCを2台、またはUSB-C機器を4台以上同時に充電したい。
- USB-Cだけでそろっていて、USB-Aを使う機器がない。
- コンセントから外して機器へ給電したい。
海外独立レビューでは、本体の携帯性と複数ポートの実用性が評価される一方、マルチポート時の出力配分は単独時と分けて扱われている。
家で判断する時は、最大65Wの数字より、平日の同時接続が3台で収まるかを先に数えたい。
A2668の型番とケーブルを確認してから選ぶ

商品ページを開く前に、次の3点を確認する。
- 商品名がAnker 735 Charger (GaNPrime 65W)である。
- 型番がA2668で、色の選択が手持ちの置き場所に合う。
- ケーブルが別売りなので、PC用とスマートフォン用の手持ちを確認する。
公式ページで確認日現在に表示されていた価格は7,990円(税込)。
この価格で買うかどうかは、USB-A機器を残したいか、PCとスマートフォンを同じ場所で戻したいかで決まる。
PCの指定充電器が65Wを超える家、4台以上を同時に充電する家、バッテリーとして持ち歩きたい家では、65W・3ポートを選ぶ理由が薄い。
リンク先では、A2668の正式商品名、色、ケーブル別売り、Amazonと楽天の販売先を確認できる。
65W・3ポートの数字だけを買う製品ではない。
PCを上部USB-Cへ固定し、スマートフォンとUSB-A機器を同じ場所へ戻せる家なら、壁コンセント一つから夜の充電先をまとめられる。





