帰宅してエアコンをつけたいのに、テレビのリモコンの下から別のリモコンを探す。家電をまとめるきっかけは、こうした数十秒の手間にある。
寝室に小さく置いてエアコンだけを動かすならHub Mini Matter対応、温湿度を条件に照明や空調を動かすならHub 2、テレビ台で画面とダイヤルを触るならHub 3が候補になる。
価格は日本公式ページの通常表示でHub Mini Matter対応が5,980円、Hub 2が9,980円、Hub 3が16,980円だ。差額を払う理由は、家電の登録数ではなく、温湿度を測るか、本体の画面を毎日触るかで決まる。
いまHub 2を使っている人は、Matter連携の台数や赤外線操作だけでHub 3へ替える必要はない。画面、ダイヤル、Bluetoothリモコン、人感を使う場面が家にあるかを書ければ、買い替えの意味を判断できる。
- 1部屋の赤外線家電を小さくまとめるなら、Hub Mini Matter対応
- 温湿度や照度を自動化の条件にするなら、Hub 2
- 画面、ダイヤル、人感、Bluetoothリモコンを操作の入口にするなら、Hub 3
- すでにHub 2が安定しているなら、追加する機能が具体的なときだけ買い替える
この記事の価格、仕様、商品カードの確認日は2026年8月14日だ。価格は日本公式商品ページの確認時点の通常表示を基準にしており、セール、カート内割引、販売元、在庫によって購入時の条件は変わる。リンク先で価格とセット内容を確認してほしい。Matterの連携台数は第三者サービスへ同期できるサブデバイス数であり、赤外線リモコンの登録台数そのものではない。Hub Mini Matter対応の温湿度センサーは、公式比較表の標準仕様と専用ケーブルを使う場合の案内を分けて確認する。
先に決めるのは、家電の数ではなくHubを触る場面

寝室のエアコン、リビングのテレビ、書斎の照明を赤外線で操作しているなら、Hubを経由してアプリや連携サービスへ寄せられる。朝に布団からエアコンを入れ、仕事を終えてから照明を消すといった場面では、リモコンを探す動作が減る。
ただし、赤外線は壁や家具を越えて届く通信ではない。テレビ台の扉の中や機器の背面に隠しても登録は完了することがあるが、後から操作が通らず、本体を見える場所へ戻すことになる。Hubを買う前に、家電へ向けられる場所があるかを確認したい。
SwitchBot公式のHub 3対応機器表には、テレビ、エアコン、照明、扇風機、プロジェクターなどが載っている。家電側のリモコン方式や操作項目で対応範囲は変わるため、特殊な機器ほど購入前にHub 3の対応機器表を開き、使いたい操作が載っているかを確かめる。Hub 2やHub Mini Matter対応でも、家電の型番とリモコン方式を先に確認しておく。
リモコンをまとめるだけなら、上位モデルを選ぶ理由は弱い。Hub Mini Matter対応は小さな橋渡し役、Hub 2は部屋の状態を測る基準点、Hub 3は画面を見て触る操作盤だ。価格の順ではなく、家の中で本体に何をさせるかで候補を分ける。
3モデルの違いは、センサー・拡張・操作で決まる

3モデルの事実を、生活での意味に置き換える。寸法、重量、入力電源、価格は日本公式商品ページ、Matter連携とセンサーの比較はSwitchBot公式サポート表で突き合わせた。
| モデル | 公式仕様で見る差 | 暮らしでの意味 | 判断 |
|---|---|---|---|
| Hub Mini Matter対応 | 65×65×20mm、36g。Matterの同期は4台。標準仕様の温湿度・照度センサーは非対応 | 1部屋の赤外線家電を小さくまとめやすい | センサーや本体操作を使わないなら、最初の橋渡しに向く |
| Hub 2 | 80×70×23mm、63g。Matterの同期は8台。温湿度・照度センサーとタッチ操作に対応 | リモコン整理に加え、部屋の状態を自動化の条件にできる | 画面は要らないが、測るところまで始めたい家の基準点 |
| Hub 3 | 126×94×38mm、190g。Matterの同期は30台。画面、ダイヤル、人感、Bluetoothリモコンなどに対応 | スマホを開かず、机上の操作や表示で家を動かせる | 見える場所に置き、画面と操作を毎日使う人向け |
2026年8月14日の日本公式ページの通常表示価格は、Hub Mini Matter対応が5,980円、Hub 2が9,980円、Hub 3が16,980円だ。MiniからHub 2は4,000円、Hub 2からHub 3は7,000円の差になる。Hub 3は以前の表示価格から改定されているため、古い比較記事の14,980円をそのまま使わない。
温湿度を条件にしたいか、画面を触りたいかで、上位モデルへ払う意味が決まる。 家電を数台まとめ、MatterでつなぐSwitchBot製品が8台以内で、画面やダイヤルまでは要らないならHub 2が最初の候補だ。カードを開く前に、商品ページで現在の価格、5V2A電源アダプター、温湿度センサー付きケーブルを含むセット内容を確認してほしい。公式、楽天、Amazonの順に同じHub 2を比較できるようにしている。
将来の拡張だけを理由にHub 3へ上げる前に、増やす機器と本体で触る操作を書き出す。Matter連携が8台以内で、画面やダイヤルを毎日使う場面が浮かばないなら、Hub 2の差額をセンサーや別の部屋へ回すほうが納得しやすい。
Matterの台数より、使うサービスを先に決める

公式比較表のMatter同期台数は、Hub Mini Matter対応が4台、Hub 2が8台、Hub 3が30台だ。これはApple HomeやGoogle Homeなどの第三者サービスへ、Hub経由で見せられるSwitchBotのサブデバイス数であり、赤外線リモコンを4台、8台、30台までしか登録できないという意味ではない。
この数字が効くのは、カーテンやロック、照明、センサーを足し始めたときだ。今はエアコンとテレビだけでも、家族の部屋まで同じサービスへ集めるなら、4台は早く埋まる。反対に、1部屋で完結するなら、30台のために本体を大きくする必要はない。
Matterを使うにはHubのほかに、機器を表示・操作する側のコントローラーやハブが必要だ。公式の互換表ではApple Home、Google Home、Alexa、SmartThingsなどが例として案内されている。家にその受け皿がない場合は、Hubのモデル差より先に、どのサービスを中心にするかを決める。
センサーの差は、価格の順だけでは読み切れない。
- Hub Mini Matter対応は、公式比較表で温湿度・照度センサーが非対応だ。赤外線家電と少数のMatter機器をつなぐ橋として考える。専用の温湿度センサー付きケーブルを使える案内もあるため、購入時のセット内容と対応条件を分けて確認する。
- Hub 2は、温湿度センサー付きケーブルと照度センサーを使い、室温や明るさをシーンの条件にできる。
- Hub 3は、温湿度・照度・人感に加え、画面へ天気、日時、連携した機器の状態などを表示できる。CO2表示を使う場合は、別売の対応モニターが必要だ。
Matterの台数は将来の広さ、センサーは今日の自動化を決める。 ここを分けて考えると、「30台だからHub 3」という短絡を避けられる。Matterの仕組みや対応製品を先に整理したい人は、SwitchBotエコシステムの組み立て方も参考になる。
Hub Mini Matter対応は、1部屋のリモコン整理に向く

Hub Mini Matter対応の役割ははっきりしている。寝室のエアコンとテレビ、仕事机の照明など、まず一つの部屋だけをスマホ操作へ変えたいなら、65mm角、36gの小ささと5,980円が効く。
Matter同期は4台まで。少数のSwitchBot機器をApple HomeやGoogle Homeへ出したい人にも向く。ただし、公式比較表では温湿度・照度センサーと本体のタッチ操作は標準仕様に含まれない。帰宅前にエアコンを入れるだけなら足りるが、「暑くなったら動かす」「暗くなったら照明を変える」まで本体を起点にしたい人は、Hub 2との差額を先に見る。
購入ページで確認する一点は、商品名が旧Hub Miniではなく「Matter対応」になっていることだ。あわせて、5V1A入力、電源アダプターの有無、単品かセットかを確認する。楽天とAmazonでは販売元やセット内容が変わることがあるため、価格だけでなく同じ本体を選べるかを見比べたい。
Hub 2は、温湿度と赤外線を一緒に使う基準モデル

Hub 2は、赤外線リモコン、温湿度、照度、タッチ操作を一つにまとめたモデルだ。温湿度センサー付きケーブルを、窓際でもエアコンの風でもない場所へ伸ばす。すると「暑くなったら冷房を入れる」「暗くなったら照明をつける」という自動化の条件を、部屋の状態から作れる。
独立レビューでも、温湿度センサーは本体ではなくUSBケーブル側にあると確認できる。赤外線も家電の方向が条件になるため、センサーを測りたい場所と、家電へ信号を届ける場所を同時に考えたい。日本の部屋では、電源コンセントからテレビ台までの距離と、ケーブルを窓際へ逃がせるかが分かれ目になる。The GadgeteerのHub 2レビューでも、この二つの役割が別に説明されている。
Hub 3ほど大きくなく、Matter同期は8台。カーテン、ロック、プラグ、センサーを少しずつ足す家庭なら、Hub Mini Matter対応の4台より余裕がある。Hub 2は安価な妥協案ではなく、測るところまで始めるための基準モデルだ。反対に、スマホや音声だけで操作が完結し、部屋の状態を自動化へ使わないなら、Hub Mini Matter対応で目的を満たせる。
購入後の置き方は、SwitchBot Hubをリビングで使う配置例も参考になる。商品ページでは価格だけでなく、センサー付きケーブルと5V2A電源アダプターを含む同梱品が、選んだ販売先のセットに入っているかを確認したい。
Hub 2を基準にしやすい家
- リビングや寝室の赤外線家電をまとめたい
- 温湿度や明るさをシーンの条件にしたい
- Matterへ同期する機器が8台以内に収まりそう
- 画面やダイヤルより、コンパクトさと価格を優先する
Hub 3へ先に進む家
画面やダイヤルを毎日使う、Bluetoothリモコンをまとめたい、9台以上のMatter機器を第三者サービスへ同期したい。このどれかが具体的なら、Hub 2を買ってから買い替えるより、先にHub 3の置き場所と価格を比べたほうが二度買いを避けやすい。
Hub 3は、画面とダイヤルを毎日触る家へ

Hub 3は、Hub 2を大きくしたというより、画面と操作部を加えた製品だ。126×94×38mm、190gの本体を棚や机に見えるよう置き、画面、ダイヤル、4つのカスタムボタンへ手を伸ばして使う。スマホを取り出すより、本体を一度触るほうが早い場面が家にあるかが分岐になる。
公式比較表では、Matter同期30台、Bluetoothリモコン、赤外線のオフライン操作、人感などがHub 3側の差として案内されている。日本公式商品ページの赤外線送信距離は最大30mだが、家具の裏や別室まで確実に届く距離ではない。数字は置き場所を考える出発点で、家電との間に壁がないかを先に見る。
独立レビューでは、Hub 3を隠すハブではなく、表示を見て操作する前提の本体として扱っている。画面や物理操作を使わない人には機能が余りやすいという指摘もある。朝にダイヤルで照明を調整し、画面で温湿度を確認し、テレビのリモコンを机上から動かす。この一連の動作が浮かぶなら、Hub 2からの7,000円の差額にも使い道がある。Matter Alphaのレビューでは、Hub 3の表示・ダイヤルとHub 2との使い分けが説明されている。
購入前に確認する一点は、Hub 3で操作したいBluetoothリモコンや赤外線家電が対応機器表に載っていることだ。カードを開いた先では、5V2A電源アダプターを含むセット内容、商品名、現在の価格を確認してほしい。公式、楽天、Amazonは同じHub 3を比較できるようにしている。
置き場所とWi-Fiが、機種差を使えるか決める

機種を決めたら、次は置き場所だ。ここを後回しにすると、設定画面では成功しているのに、実際の生活では反応しない。Hubを買う前に、家電へ向ける本体、センサーを測りたい場所、画面を見たい場所の三つを間取りへ置いてみる。
置く前に確認すること
- Hubを操作したい家電が見える方向へ置く。テレビ台の扉の中や、金属製の棚の奥は避ける。
- 自宅の2.4GHz Wi-Fiを確認する。SwitchBot公式のHub 3設定手順も、2.4GHz帯への接続を前提にしている。
- Hub 2やHub 3のセンサーケーブルは、吹き出し口、直射日光、熱を持つ機器のすぐ横に置かない。
- Hub 3は画面を立ったまま見られるか、ダイヤルへ手が届くかを確認する。見えない棚へ隠すなら、Hub 3の役割が一つ減る。
- Matterを使う場合は、Apple Home、Google Home、Alexaなど利用するサービス側のコントローラーを先に用意する。
- 最初はエアコンかテレビを1台だけ登録し、普段座る場所から操作できるか試す。その後にシーンとMatter連携を足す。
公式の初期設定では、アプリの追加デバイスからHubを選び、Wi-Fi情報を入力する。先に家電を全部登録するより、一つの成功を基準に置き場所を微調整したほうが、原因を切り分けやすい。詳しい導入手順はSwitchBotを賃貸住宅で使うときの準備にもまとめている。
Hub本体をテレビのそばに置き、センサーだけを窓際へ伸ばすと、操作と計測の役割を分けられる。ただし、窓の直射日光やエアコンの風が当たる場所では室内の代表値になりにくい。冷房の判断に使うのか、結露を見たいのかを決めてから位置を調整する。
いま買う一台を、家の一場面で決める

Hub 2からHub 3へ替えるなら、いま困っている場面がどの機能で変わるかを書いてみる。それが書けないなら、価格差だけを先に払う必要はない。
Hub Mini Matter対応で足りる場面
- エアコンやテレビなど、1部屋の赤外線家電を数台まとめたい
- Matterへ同期したい機器が4台以内に収まりそう
- 標準の温湿度・照度センサー、本体の画面やダイヤルを使わない
温湿度を測りたい場合は、専用センサー付きケーブルを使う構成か、Hub 2へ上げる構成かを商品ページで比べる。Hub Mini Matter対応の標準仕様だけで温湿度自動化までできると考えないことが、型番違いを避ける判断材料になる。
Hub 2が家の基準になる場面
- 部屋の温湿度や照度を自動化へ使いたい
- Matterへ同期する機器が8台以内で、画面は必要ない
- センサーケーブルを伸ばせる場所と、本体を家電へ向ける場所がある
Hub 3の差額を使える場面
- Matterへ同期したい機器が9台以上になる見込みがある
- 画面、ダイヤル、カスタムボタンを毎日使いたい
- Bluetoothリモコンや人感を、家の操作の入口にしたい
- 本体を見える場所へ置け、126×94mmの設置面積を受け入れられる
現在のHub 2を使い続ける判断も成立する。Matterの同期が8台以内で、画面やダイヤルを使う場面がないなら、Hub 3の新しさだけでは理由にならない。差額を別の部屋のセンサーへ回したほうが、家全体の変化につながる場合がある。
反対に、購入前から「朝は画面を見る」「帰宅したらダイヤルでシーンを呼ぶ」「Bluetoothリモコンを机上へ集める」と場面が書けるなら、Hub 3を選んだほうが買い直しを避けやすい。どの候補でも、赤外線家電の型番、2.4GHz Wi-Fi、電源アダプター、販売先のセット内容は注文前に確認する。
よくある質問
Hub MiniとHub Mini Matter対応の違い
別モデルだ。今回の比較対象はMatter対応版である。Apple HomeやGoogle Homeなどへつなぐ予定があるなら、商品名に「Matter対応」が含まれているかを購入画面で確認する。カードのリンク先でも、旧モデルと混ざっていないかを見る。
Matterの4台、8台、30台は何を数えるか
公式比較表にある、第三者サービスへ同期できるサブデバイス数だ。赤外線リモコンを4台、8台、30台しか登録できないという意味ではない。使うMatterコントローラーと、連携したいSwitchBot製品の対応表も一緒に見る。
Hub 3で部屋ごとの温湿度を測れるか
Hub 3のセンサーが測れるのは、センサーが届く場所の値だ。複数の部屋を個別に測るなら、部屋ごとの別センサーが必要になる。画面に表示できる情報と、家全体を自動計測できることは分けて考えたい。
Wi-Fiなしで赤外線リモコンとして使えるか
初期設定とアプリからの操作にはWi-Fi環境が必要だ。Hub 2やHub 3には公式比較表でオフライン操作に関する差があるが、使い方や機器によって条件が変わる。外出先からの操作やMatter連携を想定するなら、安定した2.4GHz Wi-Fiを用意する。






