夜の停電で最初に困るのは冷蔵庫よりWi-Fi

台風の夜、部屋の照明が一度だけ暗くなり、数秒後にWi-Fiが切れる。スマホの電波は混み始め、家族のLINEは送れるのに防災アプリの地図が開かない。玄関のスマートロックや防犯カメラは便利だけれど、ルーターとHubの電源が落ちれば外から状態を見られなくなる。
ポータブル電源を買う理由は、冷蔵庫を丸一日動かすことだけではない。マンション暮らしなら、停電の最初の数時間に「通信」「スマホ充電」「小さな照明」「在宅勤務のPC」「スマートホームの司令塔」を残すだけで、かなり落ち着いて動ける。むしろ冷蔵庫、電子レンジ、ドライヤー、炊飯器まで一台で全部まかなう前提にすると、容量も重さも予算も一気に大きくなる。
この記事では、2026年5月18日に公式ページで確認できる仕様を基準に、マンション停電に向くポータブル電源を選ぶ。単なる商品比較ではなく、ルーターを何時間残すか、在宅勤務を続けるか、冷蔵庫に手を出すか、UPS代わりに常時接続するかまで、家の中の優先順位から逆算する。
ポータブル電源は防災と在宅勤務の余裕を作る道具であり、医療機器や生命維持に関わる機器の電源保証として扱わないでください。停電時に必要な医療機器がある家庭は、機器メーカー、医療機関、電力会社、自治体の案内を先に確認する必要があります。
買う前に決めるのは容量ではなく「守る機器」

量販店や公式ストアを見ると、300Wh、700Wh、1000Wh、2000Whという数字が並ぶ。ここでいきなり大容量を選ぶと、重くて出し入れしなくなり、防災用品置き場の奥で放電したままになりやすい。先に決めるべきは、停電時に何を残したいかだ。
| 守りたいもの | 目安容量 | 向く家庭 | 割り切ること |
|---|---|---|---|
| ONU、Wi-Fiルーター、Hub、スマホ | 250〜300Wh | マンション、在宅勤務、スマートホームを使う家庭 | 家電はほぼ動かさない |
| ルーター、ノートPC、照明、扇風機 | 500〜800Wh | 半日程度の停電でも仕事や連絡を残したい家庭 | 冷蔵庫は短時間だけ |
| 冷蔵庫、小型調理家電、複数人のスマホ | 1000Wh前後 | 台風停電や在宅避難を想定する家庭 | 本体が10kg超になりやすい |
| エアコン、電子レンジ、長時間の冷蔵庫 | 2000Wh以上または家庭用蓄電池 | 戸建て、長時間停電地域 | マンションでは置き場所と重量が課題 |
マンションで最初の一台なら、300Wh級か1000Wh級のどちらかに分かれる。300Wh級は通信とスマホ充電に強い。重さが軽く、棚から出しやすく、普段はルーター用UPSのように使える。1000Wh級は冷蔵庫や調理家電まで視野に入るが、10kgを超えるため、日常的に動かす道具ではなく「置き場所を決めて待機させる設備」に近い。
SwitchBot防災スマートホームでも書いた通り、災害時にスマートホームが一番弱いのは電源と通信だ。Hub 3、カメラ、スマートロック、温湿度計の通知は、ルーターとONUが生きていて初めて外へ届く。だから冷蔵庫より先に「通信を残す」構成を考えたい。
稼働時間はWhからざっくり逆算する

ポータブル電源の容量はWhで表示される。500Whなら、理屈上は50Wの機器を10時間動かせる。ただしAC出力では変換ロスが出るため、実用計算では容量の80〜85%程度で見ると安全だ。
計算は単純でよい。
| 機器 | 消費電力の目安 | 286Wh級の実用時間 | 1000Wh級の実用時間 |
|---|---|---|---|
| ONU + Wi-Fiルーター | 15〜25W | 約9〜16時間 | 約34〜56時間 |
| ルーター + Hub + 屋内カメラ | 20〜35W | 約6〜12時間 | 約24〜42時間 |
| ノートPC充電 | 45〜80W | 約3〜5時間 | 約10〜18時間 |
| LEDランタンまたは小型照明 | 5〜10W | 約24〜48時間 | 約80時間以上 |
| 小型サーキュレーター | 18〜35W | 約6〜13時間 | 約24〜47時間 |
| 冷蔵庫 | 平均40〜100W、起動時は大きい | 短時間向き | 半日〜一日前後を検討 |
この表は家電ごとの実測値ではなく、買う前の目安だ。冷蔵庫はコンプレッサーの起動電力、周囲温度、扉の開閉回数で大きく変わる。電気毛布、ケトル、電子レンジ、ドライヤーは短時間でも消費電力が大きいので、容量だけでなく定格出力を見る必要がある。
停電対策を本気で作るなら、普段の消費電力をスマートプラグで一度測っておくと強い。ルーターとONUが合計何Wなのか、仕事用モニターを含めると何Wなのか、冷蔵庫がどのくらい跳ねるのか。買う前に一晩だけ測るだけで、過剰な大容量を買う失敗を減らせる。
ONUやルーターは本体裏のACアダプターに「12V 1A」「12V 2A」のような表示がある。12V 1Aなら最大12W、12V 2Aなら最大24Wが目安です。実際の消費電力はそれより低いことも多いですが、停電時計算では少し多めに見積もる方が安全です。
マンション向けの容量別シナリオ

通信優先なら300Wh級で始める
300Wh級は、派手な家電を動かす製品ではない。けれど、マンション停電では一番使う可能性が高い。ONU、Wi-Fiルーター、スマホ、タブレット、LED照明を数時間から半日残せる。夜間の停電でスマホのバッテリーを気にせず情報収集できるだけで、家族の動きはかなり変わる。
EcoFlow RIVER 3 Plusは、公式ページで286Wh、定格出力600W、10ms以内の自動切替、3Wルーター最大35時間と案内されている。実際の家庭ルーターは3Wより大きいことが多いので、クラハックでは「通信機器一式で一晩から半日」を現実的な目安にする。
通信とPCを守る小型UPS的な使い方なら、まず見る価値がある。冷蔵庫より、Wi-Fiと仕事の継続を優先する人向けだ。
半日停電を見たいなら700Wh級
700Wh級は、通信だけでなく、ノートPC、小型照明、サーキュレーター、スマホ複数台まで余裕を持って扱える。BLUETTI AC70は公式ページで768Wh、1000W出力、電力リフト機能では抵抗負荷の一部家電を2000Wまで扱えると説明されている。セール価格は2026年5月18日確認時点で48,400円だった。
このクラスの良さは、1000Wh級より軽く、300Wh級より安心感があることだ。マンションで冷蔵庫まで長く守るにはやや心細いが、在宅勤務のPC、モニター、ルーター、小型照明を数時間残すには使いやすい。台風で数時間の停電が多い地域なら、過不足が少ない。
冷蔵庫や小型家電も見るなら1000Wh級
1000Wh級は、停電対策として一気に安心感が増す。EcoFlow DELTA 3 Plusは公式ページで1024Wh、定格1500W、UPS切替10ms未満、AC充電は40分で80%、56分で満充電と案内されている。急な台風予報を見てから満充電に近づけやすいのが強い。
Anker Solix C1000 Gen 2は、公式ページで1024Wh、定格1550W、54分満充電、4000回以上の充放電サイクル、停電時約0.02秒の自動切替と説明されている。価格は2026年5月18日確認時点で99,990円。普段から部屋に置くなら、サイズと静音性を重視する人に向く。
Jackery ポータブル電源 1000 Newは、公式ページで1070Wh、1500W以下の機器に対する稼働時間シミュレーションとUPS機能を案内している。価格は2026年5月18日確認時点で69,484円表示だった。10.8kgクラスの軽さを重視するなら候補に入りやすい。
1000Wh級は「買えば何でもできる」ではない。エアコン、電子レンジ、IH調理器、ドライヤーのような高出力家電は、定格出力だけでなく起動電力や使用時間で一気にバッテリーを食う。マンション停電では、冷蔵庫を守るか、通信と照明とPCを長く守るかを先に決めるべきだ。
UPS代わりに使うなら切替時間だけで決めない

最近のポータブル電源は、UPSやEPSに近い自動切替をうたう製品が増えた。EcoFlow DELTA 3 PlusとRIVER 3 Plusは10ms未満、Anker Solix C1000 Gen 2は約0.02秒、BLUETTI AC70はパススルー対応、Jackery 1000 NewもAC入力停止時にバッテリー出力へ切り替えるUPS機能を案内している。
ここで注意したいのは、ポータブル電源のUPS機能は、データセンター用や業務用UPSと同じ意味で考えないことだ。PC、NAS、ゲーム機、録画機器、Wi-Fiルーターは、機器ごとに瞬断への強さが違う。切替時間が仕様上短くても、接続する機器、負荷、バッテリー残量、設定で動作が変わる可能性がある。
クラハックとしては、常時接続するなら次の順で考える。
| 常時接続したい機器 | 推奨度 | 理由 |
|---|---|---|
| ONU、Wi-Fiルーター、スマートホームHub | 高い | 消費電力が小さく、停電時の価値が大きい |
| ノートPC充電器 | 中 | 内蔵バッテリーがあるので瞬断に強い |
| NAS、録画機器、デスクトップPC | 慎重 | データ保護が目的なら専用UPSも検討 |
| 冷蔵庫 | 状況次第 | 起動電力と常時接続時の消耗を確認 |
| 医療機器、生命維持に関わる機器 | 不可 | 専門機関の指示が必要 |
ルーター用UPSとして使うなら、RIVER 3 PlusやAC70のような小〜中容量の方が置きやすい。1000Wh級を常時ルーター横に置くと、スペース、ケーブル、ファン音、家族の見た目ストレスが出る。逆に、在宅勤務机の下に置いてPCとモニターまで守るなら、1000Wh級の余裕が効く。
買ったら満足ではなく、月に一度だけ壁コンセントを抜いて、ルーター、Hub、PCがどう動くか確認してください。停電時に初めて試すと、AC出力ボタンの押し忘れ、ケーブル不足、容量不足に気づくことになります。
冷蔵庫・電子レンジ・エアコンをどう扱うか

ポータブル電源の記事で一番あいまいになりやすいのが、家電をどこまで動かすかだ。公式ページには「冷蔵庫」「ケトル」「電子レンジ」といった例が出ることがあるが、家庭の実機では起動電力や消費電力が違う。買ったあとに「動くけれど、思ったより早く減る」と感じやすい。
冷蔵庫は、停電直後にすぐ接続しなくてもよい場合がある。扉を開けなければ温度上昇はある程度抑えられるため、まず通信、スマホ、照明を守り、停電が長引く見込みになってから冷蔵庫へ切り替える方が現実的だ。1000Wh級なら半日から一日前後の目安は作れるが、冷蔵庫の種類と周囲温度で大きく変わる。
電子レンジや電気ケトルは、短時間でも1000W以上を使う。1000Wh級の定格出力なら動く可能性はあるが、バッテリー消費が大きい。停電時の調理は、カセットコンロ、常温保存食、湯せん、保温ボトルと組み合わせる方が堅い。
エアコンは、マンション用の壁掛けでも起動電力と連続運転の消費が大きい。1000Wh級一台で夏の夜を安心して越す設計にはしない方がよい。猛暑時の在宅避難は、自治体の避難所、充電スポット、冷房のある公共施設、親族宅も含めた計画が必要になる。
| 家電 | ポータブル電源での扱い | 失敗しやすい点 |
|---|---|---|
| 冷蔵庫 | 1000Wh級から現実的 | 起動電力、庫内温度、扉の開閉で変動 |
| 電子レンジ | 短時間なら候補 | 出力が高く、容量を一気に消費 |
| 電気ケトル | 使える機種はあるが優先度低め | 水を沸かすだけに大量の電力を使う |
| エアコン | ポータブル電源単体では厳しい | 長時間運転には家庭用蓄電池級が必要 |
| 扇風機・サーキュレーター | 相性がよい | DCモーター機ならさらに省電力 |
夏の暑さ対策やスマートホーム電気代節約と同じで、停電対策も「全部を電気で解決する」より、電力を使うものと使わないものを分ける方が強い。
安全性で見るべきポイント

ポータブル電源は便利だが、大容量のリチウムイオン蓄電池を家に置く製品でもある。経済産業省は、リチウムイオン蓄電池搭載製品について、異常な熱を感じたら電源を切り、充電を中止するよう注意喚起している。またポータブル電源については、火災・感電などのリスクを踏まえ、安全性要求事項の中間取りまとめを公表している。
買う前に見るべき安全ポイントは、広告の「大容量」より次の項目だ。
| 見ること | 理由 | 買う前の確認 |
|---|---|---|
| 正規販売元 | 保証、回収、リコール対応に直結する | 公式ストア、正規代理店、メーカー保証 |
| バッテリー種別 | 長寿命・安全性の考え方が変わる | リン酸鉄リチウム採用か、サイクル回数 |
| UPS/パススルーの条件 | 常時接続の可否に関わる | 対応負荷、切替時間、注意書き |
| 動作温度・保管温度 | 夏の車内や直射日光は危険 | 押し入れ、ベランダ、車内放置を避ける |
| リコール情報 | 大容量品ほど事故時の被害が大きい | メーカー公式、経産省リコール情報 |
| 廃棄・回収 | 自治体で捨てにくい | メーカー回収、家電量販店の案内 |
中古品や極端に安い無名品は避けたい。クラハックでは、停電対策用の一台目は公式ストアまたは正規販売店で買える製品に絞る。ポータブル電源は消耗品でもあり、保証、リコール、回収まで含めて商品価値だ。
ガソリン式の携帯発電機は排ガスが出るため、屋内や換気の悪い場所では使えません。ポータブル電源は排ガスを出さない蓄電池ですが、こちらも発熱、充電、保管、落下、非正規ケーブルに注意が必要です。災害時ほど、取扱説明書にない接続をしないことが大切です。
置き場所とケーブル設計まで決める

買ってから一番困るのは、本体ではなくケーブルだ。停電してから「ルーターのアダプターが奥にあって抜けない」「延長コードが短い」「AC出力ボタンを押していなかった」と気づく。ポータブル電源は、購入前に置き場所まで決めた家庭ほど使いやすい。
ルーター横に置く場合
通信優先なら、ONU、Wi-Fiルーター、メッシュWi-Fi、Hubの近くに置く。普段は壁コンセントからポータブル電源へ、ポータブル電源からルーター一式へ接続しておく。UPS用途にするなら、ファン音、発熱、通気、AC出力の自動復帰設定を確認する。
玄関や防災棚に置く場合
1000Wh級を防災棚に置くなら、月に一度の充電確認をカレンダーに入れる。スマホ充電ケーブル、USB-Cケーブル、LEDランタン、延長コード、取扱説明書を同じ箱に入れる。停電中に本体だけあっても、ケーブルが別室では意味がない。
在宅勤務机に置く場合
ノートPC、モニター、ルーターを同時に守りたいなら、机まわりに置くのが合理的だ。ただし足元に置くと蹴りやすい。キャスター付きワゴンやデスク下ラックを使い、通気をふさがない。会議中の瞬断対策なら、PCの内蔵バッテリーとポータブル電源の二段構えにすると安心感が増す。
| 置き場所 | 向く容量 | 一緒に置くもの |
|---|---|---|
| ルーター横 | 286〜768Wh | 短い延長コード、LAN配線メモ、Hub電源 |
| 防災棚 | 768〜1024Wh | USB-Cケーブル、LEDランタン、取説、充電日メモ |
| 在宅勤務机 | 768〜1024Wh | PC充電器、モニター電源、ケーブルラベル |
| 玄関収納 | 300Wh級まで | 持ち出し用ケーブル、モバイルバッテリー |
購入タイプ別に選ぶ

ここまでを踏まえると、選び方はかなり絞れる。
| 読者タイプ | 候補 | 理由 |
|---|---|---|
| マンション一人暮らし、通信だけ守りたい | EcoFlow RIVER 3 Plus | 軽く、UPS的に使いやすく、ルーター・スマホ用途に集中できる |
| 在宅勤務で半日つなぎたい | BLUETTI AC70 | 768WhでPC、ルーター、照明に余裕が出る |
| 台風停電で冷蔵庫も見たい | EcoFlow DELTA 3 Plus | 1024Wh、1500W、急速充電が強い |
| 長く使う家電として選びたい | Anker Solix C1000 Gen 2 | 1024Wh、1550W、4000回サイクル、静音性が売り |
| 1000Wh級を軽めに持ちたい | Jackery 1000 New | 1070Wh、1500W、軽量寄りの1000Wh級 |
クラハックの現時点の本命は、マンションならRIVER 3 PlusまたはAC70、冷蔵庫も視野に入れるならDELTA 3 PlusかAnker C1000 Gen 2だ。Jackery 1000 Newは、1000Wh級で持ち運びやすさを重視する人に合う。
大事なのは、この記事の表をそのままランキングとして読むことではない。すでにSwitchBot Hub 3、カメラ、スマートロック、メッシュWi-Fiを使っている家なら、停電で最初に落ちるのは通信の土台だ。ルーターを守る一台が先で、冷蔵庫を守る大容量はその次でいい。
ポータブル電源は公式セール、セット販売、ソーラーパネル同梱で価格が大きく変わります。この記事の価格は2026年5月18日に公式ページで確認した表示であり、購入直前は必ず公式ストア側で価格、在庫、保証条件を確認してください。
買った日の初期設定

ポータブル電源は、届いた日に使える状態まで持っていく。段ボールに入れたまま数か月置くと、防災用品ではなく不安の先送りになる。
- 満充電にする
- 公式アプリがある製品は接続し、充電速度やUPS設定を確認する
- ルーター、Hub、スマホ、PCなど実際に守る機器を接続する
- 壁コンセントを抜き、停電テストをする
- 何時間動かしたいかをメモする
- 次回充電確認日をスマホカレンダーに入れる
- 家族にAC出力ボタンとUSB-Cポートの場所を共有する
停電テストで見るのは「動いたか」だけではない。ファン音が寝室で気になるか、ケーブルが通路に出ないか、子どもやペットが触れないか、置き場所の温度が上がらないかも見る。1000Wh級は重いので、非常時に家族の誰が動かせるかまで想像したい。
家族に嫌われないスマートホーム論でも触れたが、家のテックは家族の不安を増やしたら負けだ。停電時に「これを触ればスマホが充電できる」「Wi-Fiはこの線を抜かない」と共有できて初めて、ポータブル電源は家庭の設備になる。
よくある質問

Q. ポータブル電源とUPSは同じものですか?
同じではありません。最近のポータブル電源には停電時の自動切替機能を持つ製品がありますが、業務用UPSと同じ運用を前提にしない方が安全です。PCやNASのデータ保護が主目的なら、専用UPSも比較してください。ルーターやHubを残す用途なら、ポータブル電源のUPS機能はかなり実用的です。
Q. 300Wh級でも冷蔵庫は動きますか?
短時間なら動く可能性はありますが、冷蔵庫対策の本命にはしません。起動電力が大きく、庫内温度や扉の開閉で消費が変わります。300Wh級は通信、スマホ、照明向け。冷蔵庫を本格的に見るなら1000Wh級から検討する方が現実的です。
Q. ソーラーパネルは最初から必要ですか?
マンションの一台目なら必須ではありません。ベランダの日当たり、設置スペース、風、管理規約で実用性が変わります。まずは本体だけで停電テストを行い、長時間停電やアウトドア利用がある家庭だけ、公式対応ソーラーパネルを追加で検討すると無駄が少ないです。
Q. ずっとコンセントにつないでおいて大丈夫ですか?
製品ごとのパススルーやUPS仕様に従う必要があります。常時接続を想定するなら、メーカー公式の説明、ファームウェア設定、推奨負荷、発熱、ファン音を確認してください。ルーター用途で常時接続する場合も、月に一度はテストし、異常な発熱や膨張、異臭がないか見ます。
Q. マンションで置いてはいけない場所はありますか?
直射日光の当たる窓際、高温になる車内、湿気の多い浴室近く、布団や衣類で通気がふさがる場所、子どもやペットが倒しやすい場所は避けます。ベランダ常設も、雨、直射日光、風、管理規約の問題があるのでおすすめしません。
Q. 楽天で買うべきですか、公式で買うべきですか?
クラハックでは、停電対策の一台目は公式ストアまたは正規販売店を優先します。価格だけなら楽天のセールが強い日もありますが、保証、回収、リコール、付属品、セット内容を確認しやすいのは公式です。楽天で買う場合も、正規店かどうかを必ず確認してください。
参考にした公式情報
- EcoFlow DELTA 3 Plus公式ページ(2026年5月18日参照)
- EcoFlow RIVER 3 Plus公式ページ(2026年5月18日参照)
- Anker Solix C1000 Gen 2公式ページ(2026年5月18日参照)
- Jackery ポータブル電源 1000 New公式ページ(2026年5月18日参照)
- BLUETTI AC70公式ページ(2026年5月18日参照)
- 経済産業省 リチウムイオン蓄電池搭載製品の事故に気をつけましょう(2026年5月18日参照)
- 経済産業省 ポータブル電源の安全性要求事項(2026年5月18日参照)