SwitchBotカーテン3を日没前に閉める|窓から逃げる暖房の熱を夕方のタイマーで減らす

冬の夕暮れ、リビングの床まで届く厚手のカーテンが自動で閉まっていく様子と、窓の外の夕焼け

国立天文台の暦計算によると、2026年12月の東京の日の入りは、月初めの1日から13日まで16時28分ごろで、下旬の22日には16時32分とかえって遅くなる。日の入りが一番早いのは冬至ではなく12月の初めで、会社や学校から帰るころには外はとっくに暗い。そのあいだ、カーテンを開けたままの窓からは、日中に暖まった部屋の熱が外へ逃げ続ける。SwitchBot カーテン3を付ければ、家に誰もいない夕方でも、日が沈む前にカーテンを閉めておける。

カードのリンク先では、U型レール用とポールタイプ用の選び方と、最大16kg(ポールタイプは15kg)までのカーテンを動かせる仕様を確かめられる。公式ストアの価格は単品8,980円(2026年10月22日確認)。工事や配線は要らず、レールにはめ込んでカーテンを左右に引く。

カーテンは「閉めた時間」だけ効く

冬の夕方、カーテンを開けたままの暗い窓と、閉めたカーテンの窓を並べた住宅の外観
日が沈んだ後も開いたままの窓から、部屋の熱が逃げていく

広島県の住宅の省エネの案内は、家の中の熱の出入りが一番多いのは窓で、冬は暖房の熱が窓から逃げると説明している。資源エネルギー庁の省エネポータルも、暖房時の工夫として厚手のカーテンを使い、床まで届く長いカーテンのほうが効果的だとしている。

米国の資料は、もう一歩踏み込んでいる。米国エネルギー省の省エネ情報は、冬の朝は南向きの窓のカーテンやブラインドを開けて日差しで部屋を暖め、夜には必ず閉めるよう勧めている。窓装飾の省エネ性能を評価する米国の団体AERCは、カーテンの弱点として、閉めておかなければ省エネにならないことを挙げ、開け閉めは利点であると同時に欠点でもあると書いている。

厚手のカーテンを選んでも、閉めるのが帰宅後の19時なら、日没からの2〜3時間は開けっぱなしと変わらない。カーテン3が受け持つのは、この「閉める時刻」のほうだ。

補足 効果の大きさは控えめに見ておく

米国エネルギー省は、一般的なドレープが窓からの熱の損失を減らす効果は最大10%程度で、きっちり取り付けたハニカム構造のシェードなら約40%としている。カーテンを自動で閉めても暖房代が大きく下がるわけではなく、窓の断熱を替えるほどの効果はない。窓辺の冷えを和らげ、日没後の熱の逃げを少しでも減らす工夫と考えておく。

日没に合わせたタイマーを組む

16時15分を示す時計と、夕暮れの窓でカーテンを閉める様子
日の入りの少し前に閉まるよう、時刻で設定する

カーテン3は、アプリやタイマー、光センサー、別売りのリモートボタンなど8通りの方法で操作できる。季節ごとに日の入りがずれるので、タイマーは日の入りの15分ほど前を目安に、月に1回見直すとよい。東京の場合、2026年12月の日の入りは16時28分〜16時37分なので、12月は16時15分に閉めると決めておけば、ほぼ毎日日没前にカーテンが閉まる。

設定は次の流れにする。

  1. 閉める時刻を決める。 住んでいる地域の日の入り時刻を国立天文台の暦計算などで調べ、その15分ほど前にタイマーを入れる。
  2. 朝は南向きの窓だけ開ける。 日差しが入る南の窓は朝に開けて部屋を暖め、北側の窓は昼も閉めたままにしておくと、日の当たらない窓からの熱の逃げを減らせる。
  3. 開ける速さを選ぶ。 カーテン3には秒速5mm、運転音25dB以下でゆっくり開け閉めするQuietDriftモードがある。朝、寝室のカーテンを静かに開けたいときに使える。
ポイント 床まで届くカーテンと組み合わせる

省エネポータルが勧めるように、カーテンは床まで届く長さのほうが効果的だ。丈が短く窓の下に隙間がある場合は、カーテン3を付ける前に丈を見直したい。カーテン3は重いカーテンでも動かせるので、厚手に替えても使い続けられる。

カーテン3には、U型レール用とポールタイプのレール用がある。どちらも公式ストアでは単品のほか、両開きのカーテンの左右に1台ずつ付ける2台セットも選べる。買う前に、家のレールの形をカードのリンク先の対応表で確かめておきたい。

冬の朝、カーテンを開けた窓からリビングの床へ日差しが差し込む様子
朝は南向きの窓のカーテンを開け、日差しを取り込む

電池切れで止まらないようにする

日差しの入る窓ガラスに取り付けた小型ソーラーパネルの設置イメージ
窓辺で日光を受けるソーラーパネルの設置イメージ。製品の形状は商品カードで確認する

タイマーで毎日動かすようになると、電池の残りが気になる。カーテン3の電池は3350mAhで、満充電で最大8か月使えるとされている。冬のあいだだけ朝晩動かす使い方なら、シーズン途中で止まる心配は少ないが、充電を忘れると、留守中の夕方に閉まらなくなる。

掲載商品は、価格・在庫・レビュー傾向・入手しやすさを確認して選定しています。
SwitchBot カーテン3 専用ソーラーパネル
SwitchBot カーテン3 専用ソーラーパネル
リサーチ日時:2026-10-22

公式ストアの価格は単品3,280円(2026年10月22日確認)。窓に貼って本体の電池を充電するパネルで、曇りの日でも充電でき、アプリで日当たりのよい位置を設定すると、決まった時間にその位置まで動いて充電を始める。

ただし、冬の北側の窓は日がほとんど当たらず、ソーラーパネルの出番は少ない。北の窓のカーテンは、USB Type-Cで充電する前提で考えるほうが確実だ。

注意 開け閉めの途中にあるものを片付ける

タイマーで動くカーテンは、窓辺に置いた観葉植物や、カーテンの裾に掛かった家具を巻き込むことがある。また、カーテンの裾がストーブやヒーターに触れる位置にあると、自動で閉まったときに暖房器具に掛かるおそれがある。暖房器具はカーテンから離して置く。

カーテン3がいらない家

雨戸やシャッターを毎日夕方に閉めている住宅の窓
夕方に家族が雨戸を閉める習慣があるなら、自動化の出番は少ない

夕方に家にいる人がいて、日没ごろに雨戸やカーテンを閉める習慣がすでにある家なら、カーテン3を付けても変わるのは手間の少なさくらいだ。窓が複層ガラスや樹脂サッシに替わっている家では、カーテンで減らせる熱の損失はさらに小さくなる。

反対に、共働きで夕方は誰もいない家や、2階の寝室のカーテンを朝に開けたまま出かける家では、カーテン3のタイマーが効く。日没前に閉まるカーテンは、帰宅したときに冷えきった窓辺で暖房の効きを待つ時間を短くしてくれる。照明も日没に合わせて点けたい場合は、冬の日没に照明を自動で点ける記事が参考になる。

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参考文献

8件
  1. 国立天文台 暦計算室「日の出入り(東京)2026年12月」:暦計算室(参照日・確認日:2026-10-22)
  2. 資源エネルギー庁「省エネポータルサイト 空調」:家庭向け省エネ関連情報(参照日・確認日:2026-10-22)
  3. 広島県「窓を変えると家族の健康も家計も変わる!」:広島県公式ホームページ(参照日・確認日:2026-10-22)
  4. SwitchBot「SwitchBot カーテン3」:公式製品ページ(参照日・確認日:2026-10-22)
  5. SwitchBot「SwitchBot ソーラーパネル3(カーテン3専用)」:公式製品ページ(参照日・確認日:2026-10-22)
  6. SwitchBot US「SwitchBot Curtain 3」:米国向け公式製品ページ(参照日・確認日:2026-10-22)
  7. U.S. Department of Energy, Energy Saver「Let in the sunshine for energy savings!」:米国エネルギー省の省エネ情報(参照日・確認日:2026-10-22)
  8. Window Attachments Energy Rating Council(AERC)「Drapes & Curtains」:Efficient Window Coverings(参照日・確認日:2026-10-22)
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