センサー

SwitchBot開閉センサー・人感センサー活用ガイド2026

27分で読めますクラハック編集部
SwitchBot開閉センサーが玄関ドア枠に設置された様子

玄関のドアを閉め忘れたまま寝た経験はないか。冬の深夜に窓が半開きで朝を迎えた経験は。留守中に子どもやペットが窓を開ける不安は。「開いたか閉まったか」の見える化は快適さと安全に直結する。

SwitchBotの開閉センサーと人感センサーは自動化の「トリガー」だ。ドアが開いたらスマート電球を点ける。人がいなくなったらエアコンを消す。深夜に窓が開いたら通知を送る。単体では地味に見える。しかしSwitchBot Hub 2スマートスピーカーと組み合わせると家全体の自動化エンジンになる。

2025年11月発売の「人感センサーPro」はミリ波レーダーを搭載した。動いている人だけでなく静止している人も検知できる。開閉センサーと合わせた全3モデルを比較する。設置場所別のベストバイと自動化レシピ12選を紹介する。スマートホーム初心者はまず入門ガイドを読んでほしい。

SwitchBotセンサー全3モデル一覧 ― まず違いを整理する

SwitchBotセンサーシリーズ

SwitchBotのセンサー製品は2026年4月時点で3モデルが併売されており、開閉センサー・人感センサー・人感センサーProの3種類がラインナップされている。価格帯は2,980円から4,980円で、それぞれ検知方式と得意分野がまったく異なるため、スマートホームの入門段階で用途に合わせた選択をすることが後々の満足度を大きく左右する。

モデル 価格(税込) 検知方式 検知範囲 電源 電池寿命 特記機能
開閉センサー 2,980円 磁気+PIR+照度 ドア/窓の開閉 CR2電池×1 約3年 外出モード・動体検知
人感センサー 2,980円 PIR(赤外線) 9m/110° 単4電池×2 約3年 照度検知・ペット無視
人感センサーPro 4,980円 PIR+ミリ波レーダー+照度 8m/120° 単4電池×2 約2年 存在検知・IPX5防水

開閉センサーは名前の通りドアや窓の「開閉」を検知する。しかし実はPIRセンサーと照度センサーも内蔵している。1台で3つを同時に把握できる。「ドアが開いたか」「人がいるか」「部屋が暗いか」。NotEnoughTechのレビューでは「Contact Sensorは名前負けしている。実際には3-in-1センサーだ」と評価されている。

人感センサーは赤外線で動体を検知する。廊下やトイレの自動照明に最適だ。ただし静止している人は検知できない。デスクワーク中の人は「不在」と判定される。この弱点を根本から克服したのが人感センサーProだ。ミリ波レーダーにより微動だにしない人でも5m先まで検知する。

3モデルの使い分け早見表
  • ドアや窓の開閉を知りたい → 開閉センサー
  • 人の出入りで照明を自動化したい → 人感センサー
  • 静止中も含めて人の存在を検知したい → 人感センサーPro

開閉センサー ― 3-in-1の隠れた実力者

SwitchBot開閉センサー本体

SwitchBot開閉センサーは2パーツ構成だ。本体(センサー部)とマグネット部。ドア枠にセンサー本体を貼る。ドア側にマグネットを貼る。ドアが開くとマグネットが離れる。この距離変化で「開いた」と判定する仕組みだ。本体は70.3×23.3×22.7mm。単3電池1本ほどの大きさだ。3M粘着テープで貼るだけで工具は不要。賃貸でも問題ない。賃貸でのスマートホーム化の最初の1台に最適だ。

スペック詳細

項目 仕様
本体サイズ 70.3×23.3×22.7mm
マグネットサイズ 36.5×11.1×10.5mm
重量 約39g(電池含む)
電池 CR2リチウム電池×1(付属)
電池寿命 約3年(1日10回検知時)
通信 Bluetooth Low Energy 4.2
センサー 磁気センサー+PIRセンサー+照度センサー
動作温度 -10℃〜60℃
対応 Alexa、Google Home、Siri(Hub経由)
Matter対応 Hub 2/3経由で対応

外出モードが地味に便利

開閉センサーには「外出モード」がある。本体上部のボタンを押して外出する。次にドアが開いたら通知が届く。留守中の侵入が分かる仕組みだ。防犯カメラほど大げさではない。しかし一人暮らしの安心感は確実に上がる。見守りカメラとの連携も可能だ。「ドアが開いたら自動録画」が組める。

ガジェルバのレビューでは高評価だ。「防犯だけでなく帰宅確認にも使えた。玄関のドアが開いたらLINEに通知が来る」と報告されている。高齢の親の見守りにも応用できる。mi-mamori.comでは設定手順を詳しく解説している。

PIRセンサーの活用

開閉センサーにはPIRセンサーも内蔵されている。ドア付近の人体動作を検知する。「ドアの前に人が立った」も分かる。たとえば玄関灯の自動点灯が組める。照度センサーとの組み合わせも強力だ。「暗い時間帯に人が来たら点灯」という条件分岐が可能。The Gadgeteerは「PIRはボーナス機能。トリガーの選択肢が広がる」と評価している。

SwitchBot 開閉センサー
SwitchBot 開閉センサー
2,980円(税込・変動あり)

人感センサー ― 照明自動化の定番

SwitchBot人感センサー

SwitchBot人感センサーはPIR(焦電型赤外線)で動きを検知する。検知距離は最大9m。検知角度は水平110度・垂直55度だ。廊下やトイレなど「人が通過する場所」に最適。

本体は直径約54mmの球体デザイン。底面にマグネットが内蔵されている。スチール台座やスチール面に磁力で固定できる。壁面や天井にも設置可能だ。推奨設置高さは1.2〜2m。初期費用を抑えたいなら廊下用に1台だけ試すのもありだ。

スペック詳細

項目 仕様
本体サイズ 54×54×27.5mm
重量 約56g(電池含む)
電池 単4電池×2本(付属)
電池寿命 約3年(1日120回検知時)
通信 Bluetooth Low Energy 4.2
検知距離 最大9m
検知角度 水平110°/垂直55°
検知間隔 最短1秒〜最長60秒(アプリ設定)
照度センサー あり(明/暗の2段階)
対応 Alexa、Google Home、Siri(Hub経由)
Matter対応 Hub 2/3経由で対応

照度センサーとの組み合わせが強い

照度センサーは「明るい」「暗い」の2段階判定だ。閾値はアプリで設定できる。照明の自動化で威力を発揮する機能だ。「暗い時間帯に人を検知したら照明ON」が組める。昼間は反応しない。夜だけ自動点灯する。電気代の無駄を省ける。

あるレビューでは効果が報告されている。「スマート電球と組み合わせたらトイレの消し忘れがゼロに。電気代も月100円下がった」という声だ。SwitchBotプラグミニとの連携も有効。スマート非対応の照明でも自動化できる。

ペットの誤検知を減らす設定

犬や猫を飼っている家庭では問題がある。ペットの動きでセンサーが反応してしまうのだ。「検知感度」の設定で軽減できる。感度を下げれば小動物の誤検知は減る。Matter Alphaのレビューでは「感度を中程度にすれば5kg以下の猫はほぼ検知しない」と報告されている。

ただし完全にペットを無視はできない。大型犬は人間と同程度の赤外線を放射する。感度を下げても反応する場合がある。ペットとの共存が最優先なら人感センサーProだ。ゾーン設定機能が有効に働く。

SwitchBot 人感センサー
SwitchBot 人感センサー
2,980円(税込・変動あり)

人感センサーPro ― ミリ波レーダーで「静止」も見抜く

SwitchBot人感センサーPro

2025年11月発売の人感センサーPro。PIRに加えてミリ波レーダーを搭載した上位モデルだ。最大の進化は「存在検知」。従来のPIRは「動き」しか検知できない。ミリ波レーダーは呼吸の動きまで捉える。椅子で読書中の人も検知する。ソファで寝ている人も分かる。

実用面での変化は大きい。たとえばトイレ。従来モデルだと便座に座って動かずにいると照明が消える。「人がいない」と誤判定されるからだ。人感センサーProならこの問題は起きない。静止状態でも在室を検知し続ける。

公式プレスリリースでは「3-in-1」と説明されている。PIR+ミリ波レーダー+照度センサーだ。120度の広角検知。動体は最大約8m。静止は約5m。IPX5防水で水回りにも設置できる。水漏れセンサーとの組み合わせも有効だ。

スペック詳細

項目 仕様
本体サイズ 60×60×29mm
重量 約65g(電池含む)
電池 単4電池×2本(付属)
電池寿命 約2年
通信 Bluetooth Low Energy 5.0
センサー PIR+ミリ波レーダー+照度
動体検知距離 最大約8m
存在検知距離 最大約5m
検知角度 120°(広角)
防水性能 IPX5
ゾーン設定 対応(アプリで検知エリア調整)
対応 Alexa、Google Home、Siri、HomeKit(Hub経由)
Matter対応 Hub 2/3経由で対応

ゾーン設定で誤検知を根絶する

人感センサーProには「検知ゾーン」設定がある。アプリで特定エリアだけを検知対象にできる。窓の外の通行人を除外できる。ペットの動線も除外できる。SmartHomeSceneのレビューでは高評価だ。「ゾーン設定が正確。カーテンの揺れによる誤検知を完全に解消できた」とのこと。

従来モデルとの価格差は2,000円 ― 元は取れるのか

人感センサーProは4,980円。従来モデルより2,000円高い。差額に見合うケースは以下だ。

  • トイレや書斎など、長時間静止する場所に設置する場合 — 従来モデルでは静止中に照明が消える
  • 水回りに設置する場合 — ProのみIPX5防水
  • ペットの誤検知を完全に排除したい場合 — ゾーン設定で動線を除外可能

廊下や階段なら従来モデルで十分だ。「人が通過するだけの場所」に存在検知は不要。2,000円の差額は存在検知が必要かどうかで判断する。ロボット掃除機カーテンと同じく、まず1台試すのが賢い買い方だ。

SwitchBot 人感センサーPro
SwitchBot 人感センサーPro
4,980円(税込・変動あり)

設置場所別ベストバイ ― どこに何を置くべきか

SwitchBotセンサー設置例

センサー選びで最も重要なのは「どこに設置するか」だ。場所によって必要な検知方式が異なるため、以下の対応表を参考にしてほしい。

設置場所 推奨モデル 理由
玄関ドア 開閉センサー 出入りの記録+外出モード活用
リビング窓 開閉センサー 防犯+換気管理
廊下・階段 人感センサー 通過検知で十分。コスパ重視
トイレ 人感センサーPro 静止検知が必須
書斎・デスク 人感センサーPro 長時間作業中も在室検知
洗面所・キッチン 人感センサーPro 防水仕様が安心
子ども部屋入口 開閉センサー ドア開閉ログで在室確認
ベランダ窓 開閉センサー ペット脱走防止+防犯
玄関ポーチ 人感センサー 来客検知+照明自動化
ガレージ 開閉センサー シャッター開閉の記録

賃貸での設置ポイント

全モデルとも3M粘着テープで取り付ける。壁に穴を開ける必要がない。賃貸でのスマートホーム化ガイドでも推奨している。退去時にテープ跡が気になる場合は「貼ってはがせる両面テープ」に交換するのも手だ。開閉センサーのマグネット側は特に小さい。36.5×11.1mmなのでドア側に貼っても目立たない。

複数台の配置プラン

2LDKの標準的な家庭なら、以下の構成がコスパと実用のバランスが良い。

  • 最小構成(2台/約6,000円): 玄関に開閉センサー+トイレに人感センサー
  • 標準構成(4台/約12,000円): 上記+廊下に人感センサー+リビング窓に開閉センサー
  • フル構成(6台/約20,000円): 上記+書斎に人感センサーPro+寝室に人感センサー

SwitchBotスターターキットと合わせて導入すれば、Hub+センサーの初期費用を抑えられる。

Hub連携 ― センサーの真価はここから

SwitchBot Hub連携イメージ

SwitchBotのセンサー類はBluetooth通信でスマホと直接接続できる。しかし真価を発揮するのはHub 2またはHub 3と連携したときだ。Hub連携で解放される機能は以下の通り。

機能 Hub無し Hub連携時
スマホ通知 Bluetooth範囲内のみ 外出先からも可
Alexa/Google連携 不可 可能
Siri/HomeKit連携 不可 可能
Matter対応 不可 可能
クラウドログ 不可 最大2年保存
他SwitchBot機器との連携 不可 可能
IFTTT連携 不可 可能

Hub無しだと基本機能しか使えない。「センサーが反応したらスマホに通知」だけだ。Hub経由にすると世界が変わる。センサーの検知をトリガーにしてSwitchBotボットを動かせる。SwitchBotプラグミニのON/OFFも可能だ。SwitchBotカーテンの開閉、SwitchBotシーリングライトの点灯まで自動操作できるようになる。

Hub 2とHub 3のどちらを選ぶべきか

SwitchBot Hub 2の全機能を解説した記事で詳しく比較している。結論は「温湿度センサーが欲しいならHub 2、コスパ重視ならHub 3」だ。センサーとの連携機能に差はない。

Matter対応の現状と今後の展望

SwitchBotのセンサー類はHub 2/3経由でMatterプロトコルに対応している。Matterの詳細については別記事で解説した。実用面ではApple HomeKit、Google Home、Amazon Alexaのどのプラットフォームからでもセンサーのステータスを確認できる。マルチプラットフォーム環境で特に便利だ。

自動化レシピ12選 ― すぐに使える実践例

SwitchBotアプリのオートメーション画面

SwitchBotアプリの「オートメーション」機能を使えば、センサーの検知をトリガーにした自動化ルールを簡単に作成できる。以下に、実際に使って便利だった12のレシピを紹介する。

レシピ1:玄関ドアが開いたら照明ON

使用機器: 開閉センサー(玄関)+ SwitchBotスマート電球 or プラグミニ 設定: 開閉センサーが「開」を検知 → 照明をON → 5分後に自動OFF

帰宅時に暗い玄関で靴を脱ぐストレスがなくなる。照度センサーの条件を追加して「暗い時間帯のみ」に限定すれば、昼間は反応しない。

レシピ2:深夜の窓開放を通知

使用機器: 開閉センサー(窓) 設定: 23:00〜6:00の間に開閉センサーが「開」を検知 → スマホにプッシュ通知

防犯目的の基本レシピ。小さい子どもがいる家庭では、夜中にベランダ窓を開けてしまうリスクの早期発見にもなる。

レシピ3:外出中のドア開放アラート

使用機器: 開閉センサー(玄関)+ SwitchBot見守りカメラ 設定: 外出モードON中にドアが開いた → スマホ通知+カメラ録画開始

SwitchBot見守りカメラと連携させる。通知だけでなく映像証拠も残せる。一人暮らしの防犯対策として効果的だ。

レシピ4:トイレの自動照明(消し忘れゼロ)

使用機器: 人感センサーPro(トイレ)+ SwitchBotスマート電球 or プラグミニ 設定: 人を検知 → 照明ON / 人の不在を5分間検知 → 照明OFF

人感センサーProなら便座に座っている間も照明が消えないため、従来の人感センサーで発生していた「静止→消灯→手を振る→再点灯」という煩わしいストレスから完全に解放される。トイレこそ人感センサーProの最優先設置場所であり、家族全員が効果を実感できるポイントだ。

レシピ5:廊下のフットライト自動化

使用機器: 人感センサー(廊下)+ SwitchBotスマート電球 設定: 暗い+人を検知 → 電球を30%の明るさでON → 不在1分後にOFF

夜中にトイレに行くとき、まぶしい照明で目が覚めてしまう問題を防ぐレシピで、照度センサーの「暗い」条件と電球の調光機能の組み合わせが鍵になる。スマート電球の選び方も参照して最適な電球を選んでほしい。

レシピ6:子どもの帰宅をLINE通知

使用機器: 開閉センサー(玄関)+ Hub 2/3 + IFTTT 設定: 平日15:00〜18:00に玄関ドアが開いた → IFTTTでLINE通知送信

共働き家庭で特に重宝するレシピで、子どもが鍵を開けて帰宅したタイミングがリアルタイムで分かるため、仕事中の安心感が大きく向上する。mi-mamori.comでも同様の設定が推奨されている。

レシピ7:高齢者の見守り(活動検知)

使用機器: 人感センサー(リビング)+ 開閉センサー(トイレ) 設定: 24時間以上どちらのセンサーも反応なし → 家族にアラート通知

離れて暮らす高齢の親の見守りに最適なレシピで、冷蔵庫やトイレのドアに開閉センサーを設置して一定時間活動がなければ通知を送る仕組みは、積極的な通話やカメラ監視よりもプライバシーを尊重した見守り方式として注目されている。

レシピ8:ペット脱走防止アラート

使用機器: 開閉センサー(ベランダ窓・玄関) 設定: 窓/ドアが30秒以上「開」のまま → スマホにアラート通知

猫を飼っている家庭では必須ともいえる設定で、「ちょっと換気のつもりが猫が脱走」という事故を未然に防ぎ、ドアが開きっぱなしになっていることに素早く気づける仕組みを低コストで構築できる。

レシピ9:エアコン自動OFF(退室検知)

使用機器: 人感センサーPro(リビング)+ Hub 2/3(赤外線) 設定: 人の不在を30分間検知 → エアコンOFF

人感センサーProの存在検知が前提のレシピだ。従来のPIRセンサーでは問題がある。ソファで映画を観ている間に「不在」と誤判定される。エアコンが勝手に切れてしまう。Proなら静止中も在室判定が続く。本当に退室したときだけエアコンを切る。電気代の節約効果は月500〜1,000円と見込める。スマートホームの電気代節約も参考に。

レシピ10:朝の自動カーテン開放

使用機器: 人感センサー(寝室)+ SwitchBotカーテン 設定: 6:00〜8:00に人の動きを検知 → SwitchBotカーテンを開放

目覚ましの代わりに自然光で目覚める仕組みで、起き上がった動きをセンサーが検知してカーテンが自動で開くため、朝の目覚めが格段に快適になる。時刻トリガーと人感トリガーの二重条件にすることで、休日に寝坊しても勝手に開かない設定にできるのもポイントだ。

レシピ11:来客時の自動応対

使用機器: 人感センサー(玄関ポーチ)+ Hub 2/3 + SwitchBotボット 設定: 玄関ポーチで人を検知 → スマホ通知 + SwitchBotボットでインターホン確認

インターホンが鳴る前に来客を検知できるレシピで、配達員が来たことが事前に分かるため在宅ワーク中に集中を切らさずに済むのが大きなメリットだ。

レシピ12:冷蔵庫の開けっ放し防止

使用機器: 開閉センサー(冷蔵庫) 設定: 冷蔵庫のドアが2分以上「開」のまま → スマホにアラート+スマートスピーカーで音声警告

冷蔵庫のドアが閉まりきっていない事故を防ぐ。中の食材がダメになる前に気づける。開閉センサーは-10℃〜60℃に対応している。冷蔵庫のドアへの設置も問題ない。

SwitchBotアプリでの設定手順

SwitchBotアプリ設定画面

センサーの初期設定からオートメーション作成まで、SwitchBotアプリでの手順を解説する。

STEP 1:センサーをアプリに登録する

  1. SwitchBotアプリを開き、右上の「+」ボタンをタップ
  2. 「センサー」カテゴリから登録するセンサーを選択
  3. センサー本体の電池カバーを開け、電池を挿入
  4. アプリ画面の指示に従い、Bluetooth接続を完了
  5. センサーの名前と設置場所を設定

STEP 2:Hub連携を設定する

  1. アプリのセンサー画面で「Hub連携」をタップ
  2. 接続先のHub(Hub 2またはHub 3)を選択
  3. 「クラウドサービス」をONにする
  4. これでAlexaやGoogle Homeとの連携、外出先からのリモートアクセスが有効になる

STEP 3:オートメーションを作成する

  1. アプリ下部の「オートメーション」タブから「+」ボタンで新規作成
  2. 「条件」にセンサーの検知イベントを設定(例:開閉センサー → 開いたとき)
  3. 必要に応じて時間帯・照度などの副条件を追加
  4. 「アクション」に実行するデバイス操作を設定(例:照明ON)
  5. 「保存」をタップして完了
オートメーションのテスト

作成したオートメーションは必ずテストすること。特に時間帯条件を入れた場合、現在時刻が条件外だとテストできないため、一時的に条件を解除してから動作確認し、確認後に条件を戻すのが確実だ。

Alexa・Google Homeとの音声連携

スマートスピーカー連携

Hub連携済みのセンサーは、AlexaやGoogle Homeのルーティン機能からもトリガーとして使える。SwitchBotアプリのオートメーションとAlexaルーティンの両方を使い分けることで、より柔軟な自動化が組める。

Alexaルーティンでの活用例

  • 「開閉センサーが開を検知」→ Alexaが「おかえりなさい」と音声案内
  • 「人感センサーが人を検知」→ Alexaが「現在の天気」を読み上げ
  • 「開閉センサーが60秒以上開いたまま」→ Alexaが「ドアが開いています」と警告

Google Homeルーティンでの活用例

  • 「人感センサーが検知」→ Google Nestディスプレイに天気予報を表示
  • 「開閉センサーが開を検知」→ Googleスピーカーで音楽再生開始

スマートスピーカーの選び方も参考にして、センサーとの組み合わせ最適解を見つけてほしい。

電池寿命と交換タイミング

SwitchBotセンサー電池

センサーは電池駆動のため、定期的な電池交換が必要になる。各モデルの電池仕様と実用上の寿命を整理する。

モデル 電池 公称寿命 実測目安 交換コスト
開閉センサー CR2リチウム×1 約3年 2〜2.5年 約400円/本
人感センサー 単4×2 約3年 2〜3年 約200円/2本
人感センサーPro 単4×2 約2年 1.5〜2年 約200円/2本

公称寿命はあくまでカタログ値だ。検知頻度が高い場所では短くなる。人通りの多い廊下などは特に注意が必要だ。人感センサーProはミリ波レーダーの消費電力が加わる。他のモデルより寿命が短いのはそのためだ。

SwitchBotアプリではバッテリー残量を%表示で確認できる。20%を切るとアプリに通知が出る。突然切れる前に交換できる仕組みだ。開閉センサーのCR2電池はコンビニにない。Amazonでまとめ買いしておくのが無難だ。

電池切れ対策のベストプラクティス
  1. CR2電池は予備を2本ストックしておく
  2. 単4電池はエネループなどの充電池を使う(長期的にコスト減)
  3. SwitchBotアプリの通知設定で「低バッテリー通知」をONにする
  4. 年に1回、全センサーの電池残量を一括チェックする日を決める

よくある質問と注意点

SwitchBotセンサー FAQ

Q1:センサー単体(Hub無し)でも使えますか?

使えるが機能は限定される。Bluetooth範囲内(約80m見通し)であればスマホアプリから検知状態の確認と通知受信が可能だが、外出先からのリモート確認やAlexa/Google Home連携、他のSwitchBotデバイスとの連動にはHub必須となる。本格的にスマートホーム自動化を組むならHubは事実上必須と考えたほうがいい。

Q2:反応速度はどのくらいですか?

開閉センサーの検知から通知到達までは、Hub経由で平均2〜5秒、ローカルBluetooth接続なら1〜2秒が目安になる。ただしあるレビューサイトでは「以前は4〜6秒で通知が来ていたのに最近2分かかるようになった」という報告もあり、サーバー状態によって遅延が発生するケースが確認されている。クリティカルな防犯用途では通知だけに頼らず、防犯カメラ見守りカメラとの併用が望ましい。

Q3:SwitchBot以外のスマートホーム機器と連携できますか?

Hub 2/3経由でMatter対応しているため、Apple Home、Google Home、Amazon Alexaの各エコシステムに参加できる。IFTTTを使えばPhilips Hue、Nature Remoなどサードパーティ機器との連携も可能。Nature Remoとの比較記事も参考になる。

Q4:複数のセンサーを同時に使えますか?

SwitchBot Hub 1台あたり最大200台のデバイスを接続可能なので、センサー10台程度の運用であれば何の問題もない。同じ部屋に開閉センサーと人感センサーを設置して両方のトリガーを組み合わせた高度なオートメーションも作成可能で、メッシュWi-Fi環境を整えておけば通信の安定性もさらに向上する。

Q5:屋外に設置できますか?

人感センサーPro(IPX5)は軒下など直接雨がかからない場所であれば屋外設置が可能だが、開閉センサーと人感センサー(標準モデル)は防水非対応のため屋内専用となる。ガレージのシャッターに開閉センサーを付ける場合は雨が吹き込まない位置に設置し、スマートロックと併用すればガレージのセキュリティをさらに強化できる。

Q6:SwitchBotロックProとの連携は?

開閉センサーはSwitchBotロックProと連携できる。ドアが閉まったことを開閉センサーが検知 → オートロック発動、という流れが組める。SwitchBotロックPro単体のオートロック機能はタイマー式だが、開閉センサーとの連携なら「ドアが閉まった瞬間にロック」が実現する。SwitchBotとSESAMEの比較も参照してほしい。

競合製品との比較

センサー比較

SwitchBotのセンサーを選ぶ前に、他社製品との違いも押さえておこう。

項目 SwitchBot開閉センサー Aqara ドアセンサーP2 Eve Door & Window
価格 2,980円 約3,500円 約5,000円
通信 BLE(Hub経由でWi-Fi) Zigbee 3.0 / Matter Thread / Matter
追加センサー PIR+照度 なし なし
電池寿命 約3年 約5年 約1年
Hub必要性 SwitchBot Hub Aqara Hub なし(Thread対応)
HomeKit Hub経由で対応 対応 ネイティブ対応

SwitchBotの優位点は「1台で3センサー分の機能を持つ」こと。AqaraやEveの開閉センサーは磁気センサーのみだ。PIRセンサーや照度センサーは搭載されていない。すでにSwitchBotのHub 2/3を持っているなら、エコシステムの統一性でもSwitchBotが有利だ。

項目 SwitchBot人感センサーPro Aqara FP2 Philips Hue モーションセンサー
価格 4,980円 約8,000円 約5,500円
検知方式 PIR+ミリ波レーダー mmWave PIR
存在検知 対応 対応 非対応
ゾーン設定 対応 対応(複数ゾーン) 非対応
電源 単4電池×2 USB給電 単3電池×2

人感センサーProはmmWave存在検知製品として最安クラスだ。Aqara FP2(約8,000円)より3,000円安い。Aqara FP2はUSB給電が必要だが、複数ゾーンの同時追跡ができる。「存在検知があれば十分」ならSwitchBot。「部屋のどこに誰がいるかまで知りたい」ならAqara FP2だ。

まとめ ― センサーはスマートホームの「目」と「耳」

SwitchBotセンサー まとめ

SwitchBotの開閉センサーと人感センサーは、スマートホームの「目」と「耳」だ。ボットやプラグミニが「手」。センサーは「状況を把握して判断するインプット」の役割を果たす。

3モデルの選び方を最後に整理する。

  • 開閉センサー(2,980円): ドア・窓の開閉検知が主目的。PIR+照度センサー内蔵の3-in-1。玄関、窓、冷蔵庫に。
  • 人感センサー(2,980円): 廊下、階段、玄関ポーチの照明自動化に。通過検知で十分な場所向け。
  • 人感センサーPro(4,980円): トイレ、書斎、リビングなど長時間滞在する場所に。存在検知とIPX5防水が決め手。

どのモデルもSwitchBot Hub 2との連携で真価を発揮する。Hub+センサーの組み合わせはスマートホーム自動化の最適投資だ。まずは1台から試してほしい。便利さを実感してから複数台に拡張する。それが失敗しない導入パターンだ。

SwitchBot 開閉センサー
SwitchBot 開閉センサー
2,980円(税込・変動あり)
SwitchBot 人感センサー
SwitchBot 人感センサー
2,980円(税込・変動あり)
SwitchBot 人感センサーPro
SwitchBot 人感センサーPro
4,980円(税込・変動あり)
SwitchBot Hub 2
SwitchBot Hub 2
8,980円(税込・変動あり)
SwitchBot ボット
SwitchBot ボット
4,480円(税込・変動あり)

参考文献

SwitchBotセンサー参考資料

その他参考: David Mello - Reviewing SwitchBot door contact and motion sensor / HomeKit News - SwitchBot PIR/mmWave Motion Sensor

SwitchBot開閉センサー人感センサースマートホーム自動化

関連記事

水漏れセンサーの選び方 2026年版 設置場所と製品比較
センサー

水漏れセンサーの選び方 2026|設置場所・製品比較完全ガイド

スマート水漏れセンサーの選び方・設置場所・おすすめ製品比較。SwitchBot・Aqara・Eveの3製品を実用面で比較。賃貸でも工事不要で導入でき、洗濯機裏やシンク下の漏水リスクに備える。通信規格・検知感度・自動化連携まで、初心者にもわかるガイド。

SwitchBot温湿度計プラスの大画面ディスプレイと快適度表示
センサー

SwitchBot温湿度計おすすめ5機種比較2026

SwitchBot温湿度計の全5モデル(温湿度計・プラス・Pro・CO2センサー・防水)を実機ベースで比較。スイス製センサーの精度検証、Hub連携によるエアコン自動化設定、部屋別の選び方、電池寿命の実測値、設置場所のNG例と正解まで網羅した完全ガイド。

SwitchBot防水温湿度計が屋外フェンスに設置された様子
センサー

SwitchBot防水温湿度計 屋外活用ガイド2026

SwitchBot防水温湿度計のIP65防水性能・屋外設置のベストプラクティス・キャンプ活用・ベランダ園芸・冷蔵庫温度管理まで完全網羅。Sensirion高精度センサーの実力、Hub 3連携による外気温トリガー自動化5選、室内モデルとの違いを解説。

← 記事一覧へ戻る